CT・エコー検査
CT・エコー検査
CTは、「Computed Tomography」の頭文字をとったもので、コンピュータ断層撮影といいます。
CT検査とは、ドーナツ状の機械の中でX線を人体に回転させながら照射し、断層写真を撮影する検査法です。人体を透過したX線のデータをコンピュータで解析・計算し、360°の輪切りの画像などを作成します。頭部、胸部、腹部など身体のあらゆる部位の内部構造を3次元の立体画像で捉えることが可能です。通常のレントゲン検査で困難な小さな病気や頭蓋内、大動脈、肺、気管支、心臓、肝臓、腎臓などの病変を早期発見することが可能です。
当院では、3次元CTの開発者であり、CT読影のプロである放射線診断専門医が在籍しておりますので、最短で即日診断結果をお伝えすることが可能です。精度の高い精密検査を一人でも多くの方に提供し、がんの予防と早期発見に繋げます。
また、私たちは、地域の皆様にとって親しみやすいクリニックを目指しておりますので「CTで何がわかるの?」など、検査に関するご質問等がございましたら些細なことでも構いませんのでお気軽にお尋ねください。患者さんが不安なく検査を受けて頂けるように分かりやすく説明させて頂きます。
CTはX線を利用するため、次の方々はご受診頂けない場合がございます。受診日までにご相談ください。
体の表面からプローブ(探触子)という機械を当てて、体内での超音波の反響を映像としてモニター上に映し出し、体内を観察する検査です。
超音波は無害ですので放射線の被ばくの心配はなく、繰り返し検査を行っても体への影響はありません。そのため、妊娠の可能性のある方や妊婦さんでも検査を受けることができます。
超音波検査はいろいろな角度から調べることができ、比較的短時間で非常に多くの情報を効率的に知ることができますが、空気や骨は超音波が透過できません。そのため、骨などに囲まれた部位や脳、肺などは検査できないという欠点があります。
腹部超音波検査では主に肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓、膀胱、腹部大動脈を検査します。必要に応じて胃や腸などの検査も行います。
心臓超音波検査は、人体に無害な超音波を用いて、心臓の動きや構造、心臓内の血流を評価する検査です。モニターを通して「心臓の心房や心室に縮小・肥大はないか」「心筋(心臓を構築している筋肉)は一定のリズムを保っているか」「心臓弁の異常や血液の逆流はないか」など、常に動き続けている心臓の状態をリアルタイムに観察できます。心臓疾患の診断に欠くことのできない検査です。
超音波検査は、高周波(超音波)を体表面(胸部)から心臓に向けて照射し、心臓の筋肉や弁にあたって跳ね返ってきた反射波を画像として表します。放射線を使わず被曝の心配がないため、乳幼児や妊娠中の方でも安心して受けて頂けます。ペースメーカーや人工弁にも影響はありません。